ヴィクトリーナ姫路 1秋本美空 (背は11宮部藍梨) /©SV.LEAGUE
ヴィクトリーナ姫路 前列左端が 20河俣心海、第2列右端がセリンジャー監督 /©SV.LEAGUE
SVリーグ女子 順位表
■左右からスパイク
<SVリーグ女子 第20節>
●ヴィクトリーナ姫路 0-3 クインシーズ刈谷(3/22)
○ヴィクトリーナ姫路 3-1 クインシーズ刈谷(3/23)
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女子バレーボールSVリーグ・7位ヴィクトリーナ姫路は3月22・23日、10位クインシーズ刈谷とアウェイで対戦し、1勝1敗と星を分けた。
2戦目の23日の試合では、ルーキーの河俣心海(かわまた・ここみ 183㎝ 下北沢成徳高卒)が、セッター対角(オポジット)のポジションで4セット全てに先発出場。
秋本美空(185㎝ 共栄学園高卒)も第3・第4セットに登場し、大型ルーキー2人がレフトとライトから交互にスパイクを打ち込むシーンが何度も見られた。
河俣は14得点(アタック決定率60.0%)、秋本は5本のバックアタックを含む18得点(アタック決定率43.2%)を挙げた。
アヴィタル・セリンジャー監督は、
「2人のルーキーがのびのびとプレーし、勝利に大きく貢献してくれました。本人たちにとってもチームにとっても素晴らしい経験になりました」とコメントした。
■8位以上が確定
ヴィクトリーナ姫路は22日の試合に敗れたが、同日に9位のPFUも敗れたため、レギュラーシーズン8位以上が確定。
SVリーグ女子初代チャンピオンを決めるプレーオフ(PO)(=チャンピオンシップ)進出が決まった。
POには7クラブが進出を決め、残り1枠となった。
4月第3週に準々決勝(クォーターファイナル)、第4週に準決勝(セミファイナル)が行われ、5月2・3・4日に決勝(ファイナル)が行われる。
■週末にホーム最終戦
ヴィクトリーナ姫路は直近3カードで2勝4敗と黒星が先行し、PO準々決勝をホームで戦える4位以内に入れるかは微妙。
次戦、29・30日はレギュラーシーズンのホーム最終戦となり、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)にアランマーレ山形を迎えて対戦する。
続いて4月5・6日にアウェイで東レアローズ滋賀と対戦し、全44試合を終える。
レギュラーシーズン残り4試合、すべて勝ってPOへ向かいたい。
(浮田信明)