INAC神戸 24太田美月 /© WE LEAGUE
WEリーグ順位表
■若手を多数起用
<WEリーグ 第15節>
○INAC神戸 3-0 AC長野(3/22)
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女子プロサッカーWEリーグ首位・INAC神戸レオネッサは3月22日、アウェイでAC長野パルセイロ・レディースと対戦した。
前半38分、MF水野蕗奈の左からのクロスに、FWカルロタ・スアレスが頭で合わせて先制すると、41分にはゴール前のこぼれ球をDF太田美月(18歳)が右足で押し込み、プロ初得点を挙げた。
太田は後半4分にも、左からのコーナーキックに中央でヘディングシュートを決め、INAC神戸の4連勝に貢献した。
太田は大商学園高出身で身長170㎝。
昨年12月に加入し、3月1日のEL埼玉戦でデビューして以来、4試合連続でフル出場している。
この試合では、GK菊地優杏(19歳)とDF小峠明日香(21歳)がデビューし、2試合目のMF寺田心春(18歳)、3試合目のFW久保田真生(19歳)も起用された。
■次戦はホームで浦和と
INAC神戸は首位をキープし、試合がなかった2位の日テレ・東京ベレーザ、3位・三菱重工浦和レッズレディースとの差を広げた。
次戦(3/30)はホーム・ノエビアスタジアム神戸に浦和を迎えて戦う。
浦和には2年連続で“女王”の座を奪われ、INAC神戸は連続2位に甘んじた。
22日の試合後、ジョルディ・フェロン監督は、
「優勝戦線に残っていくためには、この試合は絶対落とせない試合です」と語った。
(浮田信明)