【神戸ストークス】5連勝も 今週は“試練”のアウェイ3連戦

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  • 神戸ストークス 90野溝利一 /©B.LEAGUE

  • 神戸ストークス 東頭俊典HC /©B.LEAGUE

  • B2ワイルドカード順位表

■福島に快勝

<B2 第27節>

○神戸ストークス 79-69 福島(3/22)

○神戸ストークス 95-78 福島(3/23)

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B2神戸ストークス(西地区6位)は3月22・23日、ホーム・神戸市立中央体育館で福島ファイヤーボンズ(東地区7位)と対戦し、連勝を「5」に伸ばした。

22日の試合。

神戸ストークスは1Q、チョンディー・ブラウン・ジュニア(愛称CB)らの連続得点で21-11と10点差をつけた。

その後は3ポイントシュートがなかなか決まらず、後半は福島に何度も僅差まで迫られたが、そのつど、野溝利一や金田龍弥らがゴール下に突進して得点し、逆転を許さなかった。

先日、山梨学院大を卒業したばかりの特別指定選手・野溝利一(165㎝)はここまで20試合に出場。

積極的な守備や得意の3ポイントシュートなどで存在感を見せている。

22日の試合後、

「自分はアグレッシブにやらないといけない。この身長だが、プレッシャーをかければ相手は嫌がるので、相手の嫌がることを常にやると心がけている」と語った。

■就任から8勝2敗

23日の試合。

神戸ストークスは1Q、ネイサン・エイドリアンの3ポイントシュートなどで14連続得点しリードを奪うと、前日と同じくそのまま最後まで押し切った。

この日は、川島聖那の4本をはじめ計9本の3ポイントシュートが成功。

CBは両日で計46得点し、1試合平均得点を「19.4」に伸ばしてB2得点ランキングの首位を走っている。

「自分たちはB1に行ける」と選手を鼓舞し、就任以来の成績を8勝2敗とした東頭俊典(とうどう・しゅんすけ)ヘッドコーチ(HC)は、

「オフェンスでもディフェンスでもアグレッシブに攻めるとか、プレッシャーをかけるとか、やりたいバスケットが体現でき、いい試合だった」と振り返った。

■新アリーナまで望みを!

神戸ストークスはプレーオフ(PO)出場への最後のイス=ワイルドカード2位をめざしている。

直近の5連勝で、ワイルドカード6位から4位に浮上した。

今週は、26日(水)にライジングゼファー福岡(西地区1位)、29日(土)・30日(日)にベルテックス静岡(西地区3位)と、アウェイでの戦いが3戦続く。

今シーズン、福岡に1勝4敗、静岡には4戦全敗とどちらも難敵だ。

アウェイ3連戦を乗り切ると、いよいよ待望のジーライオンアリーナ神戸(神戸港第2突堤)での初のホームゲーム(4/5、4/6)が待っている。

新アリーナまでPO進出の望みをつなぎたい!

(浮田信明)

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