2月、岩手県大船渡市で大規模な山林火災が発生するなど、この時期、山火事が発生しやすくなることから23日、神戸市の摩耶山で、消火訓練が行われました。
訓練は、兵庫県神戸市灘区の「摩耶山掬星台」で、観光客によるたばこが原因で山林火災が発生したことを想定して行われました。
訓練には、灘消防署の隊員や「まやビューライン」の職員らおよそ50人が参加。
初めてケーブルカーやロープウエーが使用され、消防隊員らが消火資材を積み込み、頂上を目指しました。
掬星台に到着した消防隊員らは、消防車で向かった部隊と合流。
ポンプ操作やホースの延長など消防団との連携を確認したほか、参加者らによる一斉放水も行われました。
山林火災の原因の多くは人的要因ということで、灘消防署は火の取り扱いに注意するよう呼び掛けています。