斎藤知事のパワハラ行為を認定するなどした第三者委員会の報告書が提出されてから2日経った3月21日、斎藤知事は、「今読み続けている」などと述べ、今後の対応について、明らかにしませんでした。
19日提出された第三者委員会の報告書では、斎藤知事が出張先で職員を叱責したことや、夜間や休日にチャットで業務を指示したことなど、10の行為がパワハラにあたると認定。
斎藤知事が告発文書を公益通報として扱わず、告発者を捜した行為は公益通報者保護法に違反すると指摘しました。
これを受けて斎藤知事は、「今、報告書を読み続けていて、今後内容を精査する」と述べ、現時点での辞職を否定したうえで今後の対応について明らかにしませんでした。
【斎藤知事】
「しっかり読ませていただいてからコメントさせていただきたいと思っています。今は議会開会中で予算成立の最終盤となっていますから議会対応や公務も多忙ですから
その中でしっかり時間をかけてやっていく」
斎藤知事は、県議会が閉会する3月26日以降に考えをまとめるとしています。