国交省の「地価公示」 県内の土地価格 前年に続き上昇

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国土交通省が調査した全国各地の土地の価格が公表され、兵庫県内は住宅地や商業地などすべての用途で前年に続き上昇しました。

「地価公示」は、土地取引の目安として、国土交通省が調査した毎年1月1日時点の全国の土地価格を公表するものです。

兵庫県内では1175地点が対象となり、住宅地は1平方メートルあたり平均14万1400円で、前の年を1.9パーセント上回り、3年連続で上昇しました。

住宅地で最も高かったのは、芦屋市船戸町の76万円でした。

また、上昇率が最も高かったのは豊岡市の城崎温泉で、前の年を20パーセント以上上回りました。

県によりますと、外国人宿泊者数がコロナ禍前を上回る水準にもかかわらず、土地の供給が限定的なため大きく上昇したということで、20パーセントを超える上昇率は県内では珍しいということです。

また、商業地は1平方メートルあたり37万7400円と、前の年を3.5パーセント上回り3年連続の上昇となりました。

商業地で最も高かったのは、14年連続で神戸三宮センター街で1平方メートルあたり730万円でした。

この他、工業地は9万5900円と、前の年を8.2パーセント上回り、10年連続で上昇しました。

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