尼崎市議会の光本圭佑市議
百条委員会が最終報告書を議長に提出
兵庫県の尼崎市議会の光本圭佑市議による政務活動費の不正流用問題を調べる市議会の百条委員会は、光本市議に辞職を求める最終報告書をまとめました。
兵庫県の尼崎市議会の光本圭佑市議は、2019年から2021年までに政務活動費およそ200万円を着服したなどとして、業務上横領などの罪で在宅起訴されています。
百条委員会では、起訴内容以外の不正流用問題を調査していて、光本市議が2022年4月、当時所属していた会派「日本維新の会」の同意なく、250万円を出金した問題では、本人から議会などに提出された口座記録が虚偽だったと指摘してしています。
一方、光本市議は刑事訴追の恐れがあるとして証言を拒否してきました。
3月17日は最終報告書がまとめられ不正流用問題について「入出金記録は偽造で、250万円の一時的な行方は不明のまま」と指摘。
「議員としての資質を欠き、自ら辞職の判断をすべき」などと総括した報告書が北村保子議長に提出されました。
報告書は、3月21日に開かれる市議会定例会最終日に提出される予定です。