4月13日に開幕する大阪・関西万博で、関西に多くの観光客が見込まれる中、西宮市の神社でテロを想定した訓練が行われました。
西宮市の西宮神社で行われた3月17日の訓練は、兵庫県警の警察官ら約30人が参加しました。
訓練は多くの観光客が訪れる西宮神社に爆発物を持った不審者が現れた想定で実施。
不審者は爆発物が入ったかばんを境内に置き、ナイフを取り出し周囲を威嚇。
参拝客を避難させ、最後は駆け付けた機動隊が刺股などを使い不審者を取り押さえました。
その後、防護服に身を包んだ専門部隊が、専用の機械で爆発物を回収する手順を確認しました。
警察はテロへの対処能力を高め不測の事態に備えたいとしています。