紙芝居で議論しながら法律など「ルールの解釈の方法」を親子で学ぶイベント開催

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紙芝居を使って、議論しながら法律など「ルールの解釈の方法」を親子で学ぶイベントが兵庫県神戸市で開かれました。

この「親子法律教室」は法律など「ルールを解釈する力」を養ってもらおうと小学4・5年生を対象に兵庫県司法書士会が毎年開いているものです。

8回目となる今回は、県内各地から集まった親子21組が参加。

教室では、ある村の村長が「この橋、馬は渡るべからず」というルールを突然決めた紙芝居を披露。

参加者は、なぜ馬だけ渡れないのか牛や子馬、人間は渡っていいのかなどを議論し、意見を出し合います。

その後、「村長の妻が営む茶屋を儲けさせるためのルールだったことが判明」すると、批判的な意見が出た一方、「重い馬が渡らないことで橋が長持ちし村のためになる」といった肯定的な解釈も生まれました。

参加した子どもたちは、紙芝居を通してルールを解釈する際自分の考えを大切にすることや情報の質や量、捉え方によって結論が変化していくことを学んでいました。

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