王子公園の再整備計画の完成予想図 資料提供(神戸市)
兵庫県神戸市灘区の王子公園の再整備計画について、神戸市は、市民憩いのスペースとなるスタジアムや公園などの完成予想図を公開しました。
兵庫県神戸市が進める灘区の王子公園の再整備計画では、王子スタジアムを北側に移転し、跡地に2029年新キャンパス開設を目指す関西学院大学やスポーツゾーンなどを整備。
リニューアルされる王子動物園では、サバンナなど世界の生息地を再現する案を公表しています。
3月14日は、スタジアムや公園などの完成予想図が公開されました。
計画では老朽化が進むスタジアムを、アメリカンフットボールなどができる人工芝の競技場として整備し災害時はヘリコプターの発着場としても活用。
全国的にも珍しい登山研修所については、屋外にスポーツクライミングの壁を新たに設け、市民の登山への関心を高める施設にリニューアルします。
また遊具などが老朽化している公園については、市民がくつろげる芝生の広場に再整備する計画です。
神戸市では2030年の完成を目指していて、一部の市民から出ている再整備計画への反対の声に対しては、今後も必要に応じて説明を重ねていくとしています。