豊岡市の津居山港で、日本海の春の味覚・ホタルイカの出荷が最盛期を迎えています。
ホタルイカは危険を察知すると青白い光を放つことから「海の宝石」と呼ばれています。
国内では富山県の特産品として知られていますが、漁獲量では兵庫県の但馬地域が日本一です。
毎年2月から漁が始まりますが、2025年は荒れた天候が続いた影響で、例年よりも開始が1カ月遅れたということです。
3月から4月にかけて最盛期を迎え、津居山港でも連日ホタルイカが水揚げされています。
水揚げされたホタルイカは、熱湯で2分半から3分ほど塩ゆでして箱詰めされます。
酢みそあえなどで手軽に食べられ、春の味覚として人気で、京阪神のほか、関東地方にも出荷されます。
ホタルイカ漁は5月下旬まで続き、例年通りの水揚げが予想されているということです。