竹を活用したイベントの様子
放置竹林の問題に取り組む学生たちが主催するイベントが、兵庫県神戸市の東遊園地で開催されました。
このイベントは放置竹林の問題に取り組む甲南大学の「バンブーにサンキュープロジェクト」が、クラウドファンディングで運営資金を集め、神戸市などの協力のもと、開催しました。
成長力や繁殖力が高い竹は継続的な整備が必要ですが、管理者の高齢化や担い手不足から放置竹林の増加が問題になっていて、プロジェクトでは竹の伐採や利活用の他、問題の啓発などを行っています。
イベント会場の東遊園地では、竹を再利用してつくられた食器などが販売された他、子どもが遊べるワークショップなども行われ、訪れた人たちは楽しみながら竹を活用する方法を学んでいました。
甲南大学の「バンブーにサンキュープロジェクト」は、今後も継続的に活動し、放置竹林の問題を啓発していくとしています。