地場産業の線香作りを体験し、香りについて学ぶ「香育(こういく)」の授業が7日、淡路市の小学校で行われました。
ハンドルを回し、押し出されてきたのは…「線香」です。
淡路市立一宮小学校では、子どもたちに地域の地場産業でもある線香の歴史や文化を学んでもらおうと、毎年香りの教育「香育」の授業を行っていて、今回が8回目です。
授業では香りをテーマにした観光施設「パルシェ香りの館」の職員が講師を務め、4年生の児童36人が線香作りに挑戦。
地元の県立高校の生徒らが制作した「押し出し機」を使って、楽しみながら線香を作っていました。
パルシェ香りの館は、「香育を通じて香りに興味を持ってもらい、地元の文化を島外の人に伝えられる大人になってほしい」としています。