2月、神戸の商業ビルのエレベーターの底で男性が倒れているのが見つかり、その後死亡したことを受け、業務上過失致死の疑いで警察が設備会社に家宅捜索を行っていたことが分かりました。
2月27日、神戸市中央区の商業ビルのエレベーターが上下する空間の底で、芦屋市の医師の男性が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
通報した店員がエレベーターのかごがない状態で扉が開いているのを見つけていて、男性は4階部分から転落したとみられています。
この事故を巡り3月1日、警察は業務上過失致死の疑いで、エレベーターの設備会社「三菱電機ビルソリューションズ兵庫支店」を家宅捜索したことが分かりました。
去年12月の点検では異常は見つからなかったということですが、警察は安全管理に問題がなかったか調べています。
この事故では国土交通省の調査部会も詳しい原因を調べていて、今後報告書をまとめる方針です。