兵庫県議会は5日の本会議で、斎藤知事らの一連の疑惑に対する、百条委員会の調査報告書について採決し、賛成多数で了承しました。
県議会の百条委員会は4日、斎藤知事のパワハラ疑惑などを記した元県民局長の告発文書について「一定の事実が確認された」とする調査報告書を公表。
職員への強い叱責については「パワハラと言っても過言ではない」県の対応は「客観性、公平性を欠いており、大きな問題があった」などと結論づけました。
この調査報告書について5日の本会議で、奥谷委員長による報告と増山誠議員による反対討論が行われました。
採決の結果、百条委員会の調査報告書は賛成多数で了承されました。
去年6月に設置された百条委員会は5日をもって解散し、およそ9カ月間の調査を終えました。