神戸市長田区の震災復興シンボル「鉄人28号モニュメント」の塗り替え工事が完了し、つややかなコバルトブルーの姿がお披露目されました。
JR新長田駅南の若松公園内にある鉄人28号モニュメント、は日差しや雨などの影響で色が薄くなり、2月3日から塗り替え工事が行われていました。
鉄人28号は、神戸市出身の漫画家・横山光輝さんの代表作で、高さおよそ15メートルの実物大のモニュメントは、阪神淡路大震災の復興のシンボルとして、地元の商店街などが中心となり、2009年に設置されました。
モニュメントのもとではこれまで多くのイベントが開催されてきた他、神戸マラソンでは、ランナーが鉄人を横目に走るなど、多くの人から親しまれてきました。
塗り替え工事は2016年以来8年ぶりに行われ、さび止めや塗料を塗り、前回と同様、原作の色に近いコバルトブルーの姿に。
そして28日、全ての足場が撤去されました。
鉄人広場では3月20日に、塗り替えを祝うイベントが開かれる予定です。