神戸市垂水区の踏切で中国人女性2人が死亡した事故を受け、警察や関係機関が28日、意見交換会を開き、事故の再発防止に向け安全対策を検討しました。
1月9日、神戸市垂水区の山陽電鉄西舞子駅近くの踏切で、中国人の20代の女性2人が電車と接触し死亡しました。
踏切の近くには横断歩道があり、警察は2人が誤って踏切内で信号待ちをしていた可能性もあると見ています。
意見交換会には県や神戸市などの他、県警、鉄道会社の各担当者が参加しました。
28日は、再発防止策を検討するため1月30日に行った、現場や周辺の視察を踏まえた事故対策の共有や、総合的な安全対策などを議論しました。
踏切を管理する神戸市や鉄道会社では、28日の議論の内容を踏まえ、今後、具体的な安全対策を検討していくことにしています。