元町商店街暴走事故 「暴走したことに間違いない」起訴内容をおおむね認める

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2024年3月、神戸・元町の商店街で、酒を飲んだ状態で車を運転し2人を死傷させたとして、過失運転致死傷などの罪に問われている男の裁判が神戸地裁で始まり、男は起訴内容をおおむね認めました。

過失運転致死傷などの罪に問われているのは、神戸市東灘区の無職の男(88)です。

起訴状などによりますと、男は2024年3月、神戸市中央区の元町商店街で、時速90キロから100キロほどのスピードで酒気帯び運転し、ワゴン車などに衝突させるなどして助手席の妻(当時82)を死亡させた他、男性にけがをさせたとされています。

26日、神戸地裁で開かれた初公判で男は、「私が暴走したことは間違いありませんが、スピードは分からないので答えられません」と起訴内容をおおむね認めました。

その上で「私の過失で申し訳ないことをしたと思います」「妻は長年私を支えてくれたので申し訳ない。朝晩手を合わせて謝っています」と述べました。

また、事故当時の飲酒については「アルコール検査で数値が出たと聞いたので、飲んでいたのだと思う」「日頃からの習慣になっていた」などと話しました。

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