ヴィクトリーナ姫路 (左)3田中咲希、(右)7ミンニャ・オスマジック /©SV.LEAGUE
SVリーグ女子 順位表
■守備も好調
<SVリーグ女子>
○ヴィクトリーナ姫路 3-1 Astemoリヴァーレ茨城(2/22)
○ヴィクトリーナ姫路 3-1 Astemoリヴァーレ茨城(2/23)
———————-
女子バレーボールSVリーグ5位・ヴィクトリーナ姫路(18勝12敗)は2月22・23日、茨城県つくば市でAstemoリヴァーレ茨城(17勝13敗)と対戦した。
22日の試合。
ヴィクトリーナ姫路は第1セット、セットポイントを先に握りながら、Astemoに逆転されて落とし(25-27)、第2セットも16-21と追い込まれた。
しかしミンニャ・オスマジック(セルビア代表)とチャッチュオン・モクシー(タイ代表)のブロックなどで追い付き、最後は宮部藍梨(日本代表)のブロックでセットを取り返した(26-24)。
このあと第3、第4セットも奪って逆転勝ち。
途中出場のミンニャは5本のブロックを決めた。
23日の試合。
ヴィクトリーナ姫路は、井上愛里沙(日本代表)を中心にスパイクがよく決まった(チームアタック決定率43.0%)一方、守備でも相手スパイクをよく拾い、スキを見せなかった。
セットカウント2-1で迎えた第4セットは、Astemoの粘りでデュースに持ち込まれたが、最後はミンニャのサーブが相手のレシーブを乱し、ダイレクトで返ってきたボールを田中咲希が相手コートにプッシュして試合を決めた(26-24)。
■48日ぶりの本拠地
ヴィクトリーナ姫路は1月18日から、山形県天童市→鹿児島県薩摩川内市(ホームゲーム)→福岡市→東京都大田区→茨城県つくば市と、5カード続けて遠征した。
途中、5連敗も喫したが最後は3連勝し、5勝5敗の五分で長期ロードを終えた。
すでに大阪マーヴェラスとデンソーエアリービーズがプレーオフ(チャンピオンシップ)進出を決め、ヴィクトリーナ姫路も進出圏内をキープしている。
次戦は3月1・2日に本拠地のヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)にKUROBEアクアフェアリーズを迎えて戦う。
23日の試合後、アヴィタル・セリンジャー監督は
「長いアウェーのロードが終わり、来週は久しぶりのホームゲームです。全力で戦いたいと思います」とコメントした。
(浮田信明)