昨年の姫路城マラソンを走る弓削田眞理子
■9000人がお城めざす
10回目を迎える「世界遺産姫路城マラソン2025」が2月23日の天皇誕生日に行われる。
フルマラソン(42.195km)には9000人が参加。
午前9時に姫路城南側の大手前通りをスタートし、夢前川沿いに北上して夢前町塩田で折り返したあと、川沿いに南下し、サイクリングロードなどを経て、姫路城・三の丸広場にフィニッシュする。
招待選手として、昨年の男子優勝・森川陽之(コマネチGTR)、女子優勝・横田歩(三木市陸協)らが出場するほか、昨年の大会に65歳で出場し、驚異の3時間02分21秒(12位)で走った弓削田眞理子(ゆげた・まりこ=埼玉陸協 66歳)も招待された。
弓削田は昨年、姫路城マラソンから1カ月足らずの東京マラソンで3時間01分28秒を記録し、世界マスターズ女子65〜69歳フルマラソン世界記録を更新。
今回は初の3時間切り(サブスリー)をめざす。
このほか「ファンラン」5㎞の部にパリ五輪1500m・5000m代表の田中希実(小野市出身)が出場。
北京五輪5000m代表の小林祐梨子(小野市出身)や、リオデジャネイロ五輪マラソン代表の伊藤舞(大塚製薬)らがフルマラソンにゲストランナーとして参加する。
(浮田信明)