宝塚音楽学校 文化祭のリハーサルより
宝塚音楽学校で21日から始まる「文化祭」を前にリハーサルが行われ、卒業を控えた生徒たちが最後の仕上げに取り掛かりました。
宝塚音楽学校の「文化祭」は、タカラジェンヌを目指して2年間の厳しいレッスンに励んできた成果を保護者やファンに披露する場として、毎年開かれています。
今回舞台に立つのは、2年前に15・3倍の競争率を突破して入学した111期生39人です。
リハーサルは関係者およそ100人が見守る中、歌や演劇、ダンスを本番と同じ内容で2時間半に渡って行われました。
演目は3部構成で、日本舞踊と声楽では、優雅な舞と息を合わせた美しい歌声を響かせます。
演劇では、中世ヨーロッパの伯爵家の愛と野望の物語を重厚に演じ、最後はバレエやタップダンス、ジャズダンスなど、華やかな踊りで締めくくります。
「文化祭」は、21日から3日間の日程で宝塚バウホールで開催され、111期生は3月の卒業後、それぞれ組分けされます。