兵庫県議会の2月定例会が開会し、若い世代への支援や防災を強化するための新年度予算案が提出されました。
会期中に斎藤知事を巡る疑惑を調査している百条委員会の報告書が提出される予定です。
2月18日午前に開会した兵庫県議会の2月定例会。
冒頭、1月18日に亡くなった竹内英明元県議に黙とうが捧げられました。
兵庫県の2025年度当初予算案は総額4兆5150億円で前の年を2132億円上回りました。
斎藤知事は予算案を「新たな躍動づくり予算」と名付け、県立大の授業料無償化を引き続き進める他、防災対策やSNSの誹謗中傷対策の強化などを目指しています。
また、斎藤知事を巡る疑惑を調査する百条委員会は結果をまとめた報告書を会期中に提出する予定です。
【兵庫県 斎藤元彦知事】
「県民の皆さまからも期待が大きかった、政策をしっかり進めていってほしいという思いを受けて、来年度の予算をしっかり成立させることが大事だと思う。文書問題への質疑があるとすれば、県としてもしっかり答えるべきところは答えていく」
兵庫県議会の2月定例会は、3月26日まで開かれます。