桃の節句を前に 上郡町で「かぐやびな」の生産が最盛期

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3月の桃の節句を前に、兵庫県上郡町では、竹筒の中に夫婦の人形を飾った「かぐやびな」の生産が最盛期を迎えています。

上郡町のまつい工芸社は、地域に多く自生しているモウソウチクを使ったひな人形を作っています。

竹筒の中で仲睦まじく微笑む夫婦人形の姿が、まるでかぐや姫のように見えることから「かぐやびな」と名付けられています。

竹は1年を通して青さを保てるように加工されていて、一つ一つ手作りされるため1日に作れるのは50個ほど。

全国各地から集まる注文に応えるため、ことしも年明けから丁寧に制作を続けています。

京友禅和紙の着物をまとった「おびな」と「めびな」には桃の花の飾りが添えられ、お手玉とオルゴールが付いた7600円のセットが人気で、2月末までに注文をすると、3月3日のひな祭りまでに届けられるということです。

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