兵庫県で脊髄損傷のリハビリなどの医療技術を学ぶウクライナの研修団が3日、斎藤知事を表敬訪問しました。
リハビリ医療技術を学ぶため兵庫県を訪れているのは、ウクライナ西部のイヴァーノフランキーウシク州の医師や作業療法士など3人です。
ウクライナでは、ロシア軍の侵攻で義手や義足が必要となった人や、脊髄を損傷する人たちも多く、専門の人材育成が喫緊の課題となっています。
兵庫県では去年9月、ウクライナの視察団を受け入れるなど、阪神・淡路大震災の経験から「創造的復興」の理念を生かした、ウクライナ支援を進めてきました。
研修団は2月3日から1カ月間、県立総合リハビリテーションセンターなどで、診療やリハビリ医療のノウハウなどを学ぶ予定です。