全国のアマチュアカメラマンが撮影した映像作品のコンテスト、「丹波篠山映像大賞」が2日、丹波篠山市で開かれました。
ことしで36回目を迎えた「丹波篠山映像大賞」。
「生きる」をテーマに、全国17都道府県と台湾からあわせて63点の応募があり、最終審査に6作品がノミネートされました。
病気を抱えた少女が自分の居場所を見つけ、強く生きていく物語。
他にも靴磨きをなりわいとする女性の物語や、耳の不自由な少女が足の不自由な男性と心を通わせる作品などが上映されました。
審査の結果、大賞に選ばれたのは、宝塚市の大永恵子さんが制作した「千年の子守歌」。
深い山奥の村にある、くすの木の根本で暮らす老女が何を考えて生きるのかを、人形を使って映像化した作品です。
大永さんの父親の最後の言葉が制作のきっかけになったと言います。
大永さんには賞金10万円が贈られました。