武庫川の河川敷で行われた点検作業
1月28日、埼玉県で下水道管の破裂が原因とみられる道路の陥没事故を受け、兵庫県は大型の下水道管の緊急点検を31日から始めました。
緊急点検が行われたのは尼崎市の武庫川河川敷の地下を通る下水道管およそ70カ所で、県の担当者などがマンホールのふたを開けて土砂が流れ込んでいないかや、破損がないかなどを地上から目視で確認しました。
1月28日に埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故は、下水道管が腐食して破損し土砂が流れ込んで空洞ができたことが原因とみられています。
国土交通省は29日、1日当たりの最大処理量30万立方メートル以上の下水処理場を管理する兵庫県など7都府県に対し、大型の下水道管を点検するよう要請しています。
県では2月6日までに武庫川下流と猪名川2箇所の処理場に接続する下水道管およそ140カ所を点検します。