神戸市は、事業者から徴収した水道料金およそ1000万円を横領したとして、水道局に勤める男性職員を懲戒免職処分としました。
31日付で懲戒免職処分となったのは、神戸市水道局西部水道管理事務所に勤める54歳の男性職員です。
市によりますと男性職員は、2015年から2022年にかけ、事業者1社から滞納分の水道料金を現金で徴収した際、62回にわたり合わせて1055万円を横領したということです。
2022年に滞納額と納めた額が一致しないと事業者から申し出があり、事案が発覚しました。
当初、男性職員は横領を否定していましたが、去年12月、一転して不正を認め、「借りるだけの感覚だった」などと話したということです。
男性職員は1月27日、業務上横領の罪で神戸地検に起訴されています。