水路に転落した高齢女性を救助した男性2人に、兵庫県の功労賞「のじぎく賞」が贈られました。
「のじぎく賞」が贈られたのは、尼崎市の会社員・速水栄司さん(57)と、神戸市垂水区の会社員・楠本聡さん(47)で、生田署の蓮井賢一署長から表彰状が手渡されました。
速水さんは去年12月1日の朝、出勤途中に、神戸市中央区東川崎町で80代の女性が水路に転落しているのを見つけました。
速水さんが女性の手を掴み、警察に通報したところで、出勤途中だった楠本さんが駆け付け、救助に協力したということです。
その後、警察と消防により女性は水路から引き上げられました。
女性にけがはなかったということで、2人は「協力して救うことができてよかった」と話していました。