神戸・南京町にある創業110年の豚まん専門店「老祥記」は、建物のリニューアル工事に伴い31日、現店舗での最後の営業日を迎えました。
湯気もごちそう。
皮がモチモチ。
具がずっしり。
一口サイズの豚まん!
神戸・南京町にある「老祥記」は創業110年を誇る老舗で、豚まんは1日に1万3千個の売り上げを誇る名物です。
「老祥記」は1915年の創業以来、南京町で営業を続け、現在の店舗は築およそ44年。
阪神淡路大震災も乗り越えてきましたが、ビルの老朽化を理由に今回リニューアル工事を行うことになりました。
現店舗での最後の営業日となった31日は、常連客など多くの人でにぎわっていました。
新しい店舗はイートインスペースを設ける他、調理の様子が外からも見えやすくするなど、より開放的な造りにする予定です。
守り抜く伝統と新たな一歩。
リニューアル工事は来年11月まで行われる予定で、豚まんは現店舗の向かいの姉妹店で販売されます。