1月16日、芦屋市の路上で男性が刺され、重傷を負った事件で、兵庫県警は30日、強盗殺人未遂の疑いで中国籍の男を逮捕しました。
この事件に絡む逮捕者は3人目です。
強盗殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、芦屋市に住む中国籍の無職の男(28)です。
警察によりますと、男は1月16日午前10時15分ごろ、芦屋市涼風町の路上で、男2人と共謀し、35歳の男性を刺し身包丁で刺すなどして重傷を負わせ、スマートフォン1台を奪った疑いが持たれています。
事件を巡っては、実行役とみられるマレーシア国籍の男2人がすでに強盗殺人未遂の疑いで逮捕されていて、男は何らかの方法で2人に犯行場所を教えたとみられていますが、「何も言いたくない」と容疑を否認しているということです。
警察は、実行役の男2人の供述などから、被害者が人違いで襲われた可能性が高いとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。