兵庫県警と神戸市消防局は28日、災害時の救助活動での連携を深めようと、合同救助訓練を行いました。

この訓練は南海トラフ巨大地震など大規模災害時に備え、警察と消防が連携を強化しようと実施されたもので、約50人が参加しました。

訓練はＣＳＲと呼ばれる狭い空間における要救助者の救出で、参加した隊員らはまず、救助に必要な装備や救出方法についての説明を受け情報を共有。

実践訓練では、倉庫の中を倒壊した家屋に見立てて救助活動が行われ、隊員たちは声を掛け合いながら、狭い空間から取り残された要救助者を救出しました。

警察と消防は今後もさまざまな災害を想定した訓練を合同で行うなど、連携強化に努めたいとしています。