南あわじ市では、日本の伝統文化「能」を学んだ小学生による発表会が行われ、子どもたちが堂々とした演技を披露しました。
「能」の演目「敦盛」を披露したのは、南あわじ市立福良小学校の6年生です。
兵庫県は、日本の伝統文化の将来の担い手が減っていることから、県内の文化団体と協力し、「能」や「いけばな」、それに「茶道」などの講師を学校へ派遣し、子どもたちに学んでもらう機会を設けています。
27日の舞台では、年明けから「能」の稽古を受けていた児童が、下級生や指導してくれた人たちを前に堂々とした演技を披露しました。
また、「能」の所作の基本となるすり足や太鼓、小鼓の体験会も開かれ、児童たちは日本の伝統文化に触れる貴重な機会を楽しんでいました。