今、震災を経験していない若者たちが、当時の記憶を学び、語り継ごうと、街の人に聞き取りを行っています。
神戸ルミナリエの会場での活動を取材しました。
1月24日に開幕した、震災犠牲者の鎮魂を祈る光の祭典「神戸ルミナリエ」。
会場の東遊園地で、活動を行う若者たちがいます。
ボランティア団体「KOBEラポール」。
震災を知らない世代からさらに若い世代へ、当時の記憶をつなごうと、去年6月に立ち上がりました。
メンバーは関西に住む16歳から22歳までの学生や社会人、合わせて22人が所属しています。
この日は8人のメンバーが集まり、訪れた人たちに震災や防災について質問するアンケート調査を行いました。
また震災当時の写真を展示したコーナーも設けていて、訪れた人たちは30年前の記憶に思いをはせていました。
「KOBEラポール」は今後、聞き取った情報をまとめ、SNSや市内の学校などで発信していくということです。