兵庫県の斎藤知事を巡る疑惑を調査する百条委員会で、知事の行為をパワハラとして認定するかどうかなど、議論は大詰めを迎えています。
百条委員会の冒頭、2月18日に亡くなった元委員の竹内英明さんに黙とうが捧げられました。
県の元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを文書で告発した問題で、百条委員会は、知事や関係者に証人尋問を行うなどして調査を進めてきました。
16回目となる27日の委員会では、これまでに集められた証言内容を報告書にまとめるための協議が行われました。
今後、知事が職員を叱責した行為をパワハラとして認定するかどうかや、文書の公益通報としての取り扱いが適切であったかを、委員がどう判断するかが注目されます。
調査報告書は2月議会の本会議で提出される予定です。