■いきなり3P成功
<B2リーグ 第18節>
●神戸ストークス 68-82 愛媛(1/24)
○神戸ストークス 88-81 愛媛(1/25)
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B2西地区・神戸ストークス(11勝21敗)は1月24・25日、アウェイで愛媛オレンジバイキングス(1勝30敗)と対戦した。
24日の試合。
神戸ストークスは相手ミスでボールを得ながらも、フィールドゴール(2ポイントシュートと3ポイントシュート)の成功率が30.6%と低く、特に3ポイントシュートは36本投げて7本の成功にとどまった(成功率19.4%)。
4Qに20点差をつけられ、道原紀晃の3ポイントシュートなどで追いかけたものの及ばず5連敗。
愛媛に今シーズン2勝目を献上した。
右足のケガで離脱していた14年目の谷直樹(兵庫県出身 川西緑台高-甲南大 36歳)が昨年10月12日以来、3カ月超ぶりに復帰した。
谷は2Q途中に登場し、いきなり3ポイントシュートを決めて復活をアピールした。
■一転、3Pラッシュ
25日の試合。
前日から一転、神戸ストークスは3ポイントシュートの精度が上がり、計15本を決め(成功率55.6%)、優位に試合を進めた。
3Q途中に21点リードしたものの、4Qに愛媛が猛追。
試合残り1分を切って85-80と5点差に迫られたが、ファウルを受けた綱井勇介が冷静にフリースローを2本成功させ振り切った。
得点源のチョンディー・ブラウン・ジュニアが7試合ぶりに20得点を挙げ、好調の川島聖那も連日2ケタの16得点と活躍。
ネイサン・エイドリアンは7本の3ポイントシュートを決めた。
神戸ストークスは2025年の初白星を挙げ、連敗を「5」で止めた。
■東西首位と連戦へ
神戸ストークスは下位の愛媛と星を分け、B2西地区4位と“借金”10は変わらない。
次戦は29日(水)、西地区首位の福岡(25勝9敗)とホーム・神戸市立中央体育館で戦う。
そのあと2月1日(土)・2日(日)に、東地区首位のA千葉(31勝2敗)とアウェイで戦う。
プレーオフ進出をめざす神戸ストークス。
強敵相手に正念場が続く。
(浮田信明)