阪神淡路大震災がきっかけで生まれ、復興を願って歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」のコンサートが1月26日、兵庫県神戸市で開かれました。
このコンサートは、子どもたちの歌声で傷ついた神戸を元気にしたいという思いで、当時小学校の教師だった臼井真さんが作った歌「しあわせ運べるように」を歌い継ごうと開かれました。
コンサートでは30年前、臼井さんが勤務していた神戸市の小学校でこの歌を歌った卒業生らが合唱。
「しあわせ運べるように」は阪神淡路大震災後に発生した東日本大震災や熊本地震など国内の災害のほか、台湾や中国の四川で起きた地震の被災地で歌われていて、26日は、福島の子どもたちの歌声が会場に響き渡りました。
歌声はこれからも神戸だけでなく各地の被災者を勇気づけます。