兵庫県香美町で、昔ながらの製法で作る特産「米地みそ」の仕込み作業が始まっています。
兵庫県香美町香住区の米地(めじ)地区で昔から伝わる家庭の味「米地みそ」。
原料は県内産の大豆と米、塩だけで添加物を一切使わず、昔ながらの手作業で作られています。
この地区では、冬の農閑期に各家庭でみそ作りが行われていて、40年ほど前に特産品として商品化されました。
仕込まれた「米地みそ」は、1年半ほどかけてじっくり熟成させることでまろやかな味わいに仕上がります。
2025年の仕込みは2月いっぱいまで続き、およそ6トンの生産を目指しているということです。
米地協業組合 胡桃澤千佳子さん「体にもいいですし、すごく甘みがあっておいしいです。いつも笑顔になれるようなみそ汁を食べてほしいなと思います」
完成した「米地みそ」は、地元の直売所や但馬地域の土産物店で販売している他、電話での注文もできるということです。