阪神淡路大震災の犠牲者を追悼し、後世へと記憶をつなぐ光の祭典「神戸ルミナリエ」が開幕しました。
神戸の旧居留地で開かれた点灯式では、小学生が復興への祈りを込め「しあわせ運べるように」を合唱しました。
そして午後6時、まばゆい光が夜の街を照らし、神戸ルミナリエが開幕しました。
神戸ルミナリエはこれまで毎年12月に開かれていましたが、震災犠牲者の慰霊と鎮魂を祈る本来の目的にふさわしいとして、2024年から開催時期が1月に変更されました。
会場全体でおよそ41万個の電球が使用されていて、東遊園地では高さ22m、全長78mの光の壁掛け「スパッリエーラ」などが展示されています。
また、メリケンパークの有料エリアには、全長79mの光の回廊「ガレリア」が設置され、多くの人が未来へつながる希望の明かりを眺めていました。
神戸ルミナリエは、2月2日まで開催されます。