斎藤知事のパワハラなどの疑惑を告発した文書を調査する百条委員会の奥谷謙一委員長は1月23日、斎藤知事らに行ったこれまでの証人尋問の証言内容の整理が完了したことを明らかにしました。
2024年3月、兵庫県の元県民局長が斎藤知事のパワハラなどの疑惑を告発し、県議会の百条委員会が調査を進めてきました。
百条委員会の奥谷委員長は23日、報道陣の取材に応じ、「これまでの証人尋問で得た証言内容の整理は完了した」「今後、事実認定を進めていく」と述べました。
一方、一部報道機関が「百条委員会が斎藤知事のパワハラを認定する方向で調整」と報じたことについて、「誤報である」と語りました。
次回の百条委員会は1月27日で、これまでの証言内容を報告書にまとめるための協議を行い、2月に始まる県議会の本会議で調査報告書を提出する予定です。