神戸市で帰宅困難者支援の訓練 スマホで一時滞在施設へ誘導

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災害などで公共交通機関が停止した場合に発生する帰宅困難者。

神戸市ではJR三ノ宮駅周辺だけで最大20万人と予想されています。

市は去年4月から、帰宅困難者を支援するシステムの運用を始めていて、22日、このシステムを検証する訓練が行われました。

この訓練は神戸市が帰宅困難者対策の検証や災害時の対応力の強化を目的に実施しました。

訓練は公共交通機関が停止し、神戸市中央区内でおよそ200人の帰宅困難者が発生した想定で行われ、参加者は市の「帰宅困難者支援システム」を活用し、自ら一時滞在施設へ向かいます。

このシステムは、災害が発生した際に駅などで配られるチラシの他、デジタルサイネージなどからスマートフォンで二次元コードを読み取り、氏名とメールアドレスを入力して使用します。

近くにあるホテルやホールなどの一時滞在施設が示され、画面を施設で提示すると利用することができます。

神戸市は今後も帰宅困難者対策の検証を進めるとしています。

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