加東市の浄水場が機能集約と耐震化工事を終えて新たに完成し、記念の式典が開かれました。
加東市の広沢浄水場では、統合と耐震化工事の完了を祝う式典が開かれ、岩根正市長らが出席しました。
1973年に完成した広沢浄水場は、2015年に行われた耐震調査で基準を満たしていないことが発覚し、同じく耐震性能が不足していた滝野浄水場と機能を統合し、新設されました。
新しくなった広沢浄水場には、安全な水を届けるため水質を計る装置がこれまでより大幅に増えた他、活性炭でにおいを吸着する設備も増強されました。
式典の後市長らは説明を受けながら施設内を見学し、市民の暮らしを守る新たな設備に期待を寄せていました。
広沢浄水場は市内1万1800世帯へ水を供給するということです。