加東市出身の詩人、坂本遼の生涯と作品を紹介する企画展が、姫路文学館で開催されています。
播磨の農民が日常で話す、素朴な言葉がつづられた詩集や小説の数々。
姫路市の姫路文学館では、加東市出身の詩人、坂本遼の生誕120年を記念した企画展が開かれています。
大正から昭和にかけて活躍した坂本は、古里や母親を思い言葉をつづり、現代詩に方言を使う独自の世界観が注目されました。
会場では、坂本家や加東市教育委員会が保管している貴重な書簡や雑誌、それに遺品の軍服やかばんなど、合わせておよそ200点を展示。
中には、大学で一人暮らしをしていた時に母親から送られた手紙など、その後の作品に影響を与えた資料も公開されています。
この企画展は姫路文学館で3月30日まで開かれています。