2023年に行われたプロ野球の優勝パレードの協賛金の見返りに、金融機関の補助金を増額して兵庫県に損害を与えたとして、市民団体などが県警に提出した斎藤知事と元副知事に対する背任容疑の告発状が1月21日、受理されました。
2024年10月に告発状を提出していたのは市民オンブズ尼崎などです。
告発状では斎藤元彦知事と片山安孝元副知事は2023年11月、金融機関への補助金をおよそ1億円から4億円に増額し、補助金と引き換えに、プロ野球阪神とオリックスの優勝パレードへの寄付を金融機関に要求したと指摘。
本来不要な補助金の増額により、県に損害を与えた背任罪に当たるとしています。
これまで斎藤知事と片山元副知事は疑惑を否定しています。
県警は違法性の有無を含めて捜査する方針です。