斎藤知事の疑惑告発文書問題を調査する百条委員会の委員を務め、去年11月に県議を辞職した竹内英明さん(50)の死亡をうけ、斎藤知事が取材に応じ、「県としてSNS条例の制定を進めていく」と述べました。
亡くなった竹内英明さんは、県議会の会派「ひょうご県民連合」に所属。
百条委員会の委員を務め、斎藤知事の疑惑告発文書問題を調査していましたが、SNS上で竹内さんに対する誹謗中傷が過熱。
去年11月、「一身上の都合」を理由に県議を辞職していました。
竹内さんは18日夜、姫路市内の自宅で部屋から出てこなかったということで、家族が救急搬送を要請しましたが、死亡が確認されました。
捜査関係者によりますと自殺とみられています。
竹内さんの死亡を受け20日午前、斎藤知事が取材に応じました。
竹内さんへのSNS上の投稿では、「警察から任意の取り調べを受けていた」「近く逮捕」といった内容もありましたが、捜査関係者は、「任意聴取の事実も逮捕の予定もなかった」と否定しています。