災厄はらう 鬼追い「修正会」 書写山円教寺 千年の伝統

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  • 不動明王の化身とされる剣を持った青鬼

兵庫県姫路市の書写山円教寺で、鬼が災厄をはらう伝統行事、鬼追い会式「修正会」が行われました。

「修正会」が行われたのは国指定の重要文化財の円教寺の摩尼殿です。

扉を締め切った暗闇にたいまつを持った赤鬼と剣を持った青鬼が登場します。

この儀式は書写山の開祖、性空上人が1007年に亡くなった後に始まったとされています。

この赤鬼は毘沙門天、青鬼は不動明王の化身とされ大きく振り上げた脚でしこを踏みしめて災いをはらい五穀豊穣をもたらせます。

参拝者たちは鬼の舞を見て、2025年1年の無事を祈願していました。

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