阪神淡路大震災の記憶を次世代へ 犠牲者らの銘板 新たに2人追加

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阪神淡路大震災の犠牲者らを追悼する、東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」に16日、新たに2人の名前が刻まれた銘板が追加されました。

神戸市中央区の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」は、1995年の阪神淡路大震災の記憶を後世に伝えようと2000年1月に建てられ、地下の「瞑想空間」には犠牲者の他、関連死や遠因死で亡くなった人、復興に携わった人たちの名前が刻まれています。

17日で震災から30年となるのを前に16日、自宅が崩れ犠牲となった女性と、被災後の環境や疲労に耐えきれず亡くなった女性の2人の名前が加えられ、遺族は亡き家族への思いを胸に銘板を貼り付け、祈りを捧げました。

慰霊と復興のモニュメントに名前が掲示された人は、これで5070人となりました。

東遊園地では17日、阪神淡路大震災が発生した早朝に追悼行事「1・17のつどい」が営まれます。

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