丹波焼の産地・丹波篠山市で登り窯跡の発掘調査

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丹波焼の産地・兵庫県丹波篠山市で登り窯跡の発掘調査が行われ、これまで知られていなかった江戸時代の構造が明らかになりました。

兵庫県丹波篠山市の発掘調査は江戸時代中期から明治初年ごろまで操業していた丹波篠山市今田町にある全長およそ103メートルの下立杭新窯跡で行われました。

12月9日から25日に実施された調査では、江戸時代にはないとされていた窯の中に階段状の段差が発見され、熱の流れを緩やかにすることでじっくり焼き上げる工夫がされていたことが分かりました。

見学した地元住民や窯元は丹波焼の歴史や先人たちの知恵と工夫に触れていました。

今回の調査結果は今後、丹波伝統工芸公園「陶の郷」で展示される予定です。

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