阪急阪神ホールディングスは、阪急電鉄の事業部門の1つである宝塚歌劇団を2025年7月をめどに法人化すると発表しました。
宝塚歌劇団はこれまで、阪急阪神ホールディングスのうち、阪急電鉄の事業部門の1つとして公演の企画・制作を担ってきました。
しかし、2023年宙組の女性俳優が急死した問題を受け、労働環境の改善など、組織管理体制の見直しを進めています。
阪急阪神ホールディングスは、歌劇団を、阪急電鉄が100パーセント出資する株式会社として法人化し、7月をめどに阪急電鉄から事業を引き継ぐと明らかにしました。
リスク管理や経営の透明性の確保が狙いだということです。
この他、これまで業務委託契約だった入団6年目以降の俳優と3月以降雇用契約を結ぶことも明らかにしています。