姫路市に本社を置くまねき食品は、大阪・関西万博の会場で「えきそば」などを提供するレストランを出店すると発表しました。
まねき食品は14日、姫路市内で会見を開き、ことし4月からの大阪・関西万博にレストランを出店し、地元のソウルフードとして親しまれている「えきそば」などの販売を行うことを発表しました。
まねき食品は1888年の創業。
戦後の混乱期に、小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉を混ぜた「えきそば」を考案し、その後、中華麺に和風だしのスタイルへ変化し定着しました。
万博で販売される「えきそば」は、「究極のえきそば」として客の目の前で神戸牛をすき焼きに調理したものをトッピング。
中華麺に和風だしのスタイルを維持したまま、特別なだしが使われます。
また器は、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市伝統の輪島塗を使用し、値段は1杯3850円(税込み)だということです。
この他、万博会場では通常の「えきそば」やカレーのセット、お弁当なども販売されるということです。