阪神淡路大震災の被災地を巡り激震の記憶や復興の歩みをたどるチャリティーイベントが、神戸市長田区で開かれました。
1口1000円の寄付を募り、被災地を歩きながら震災を学ぶ「こうべあいウォーク」は、「NPO法人神戸まちづくり研究所」などでつくる実行員会が1999年から始めた恒例行事で、これまでに延べ1万人以上が参加しています。
神戸市長田区の大国公園を出発した参加者は、復興のシンボル「鉄人28号」のモニュメントや、慰霊碑のある若松鷹取公園を見学。
震災を知らない若い世代も参加する中、住民や専門家から、被災体験や復興の歩みについて説明を受けながら震災30年を前にようやく復興まちづくり事業が完了した新長田駅南地区を歩きました。
また関連イベントとして神戸市中央区のこうべまちづくり会館では1月19日まで震災関連の映画の上映会やメモリアルコンサートなどが開かれます。